ジュニアレンジャープログラム アメリカ国立公園

今年は出来る限りたくさん行こうと思っているのが、アメリカの国立公園。
アメリカに来た当初は、なにがそんなにすごいのか全く分からなかったんですが、一度行ってみるとさすがアメリカ!雄大さが全然日本と違う!

そこで、「ジュニアレンジャープログラム Junior Ranger Programs」という子供向けのプログラムがあるんです。

大体5歳くらいから13歳くらいまでを対象としていて、公園について学べる色々なアクティビティが無料で用意されていて、指定されたアクティビティをこなすとその公園のジュニアレンジャーとして認定され、バッヂがもらえるというものです。

これが、まだ2つしかもらっていませんがジュニアレンジャーのバッヂ。

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 アメリカの国立公園には、自然保護のためにさまざまな活動をするパークレンジャーという職業の方がいて子供達の憧れの職業なんだそう。
そんな憧れのパークレンジャーにジュニアレンジャーとして認定してもらえて、勉強にもなる。バッヂ集めのコレクター心も満足。素晴らしいじゃない!という事で、これから行くところは参加しようと決めました。

まずは、ビジターセンターに行ってこんなアクティビティブックをゲットします。
これはジョシュアツリーナショナルパークのものです。

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 4~7歳はリザード。年齢別に難易度と数が違うアクティビティが用意されています。
結構字がびっちり。この絵の感じが日本と違うな。

園内をちゃんと見ないと書けないものや、
ビジターセンターの展示を見ないとできないものもあり、ただ漫然と園内を回るより親も子供もとっても勉強になります。 

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息子の7歳レベルだと、簡単なものが多くて園内で見た動物に丸を付けたり、

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どこに行ったか書き込んだり…。

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こちらは、化石の森国立公園のアクティビティブック。
こっちは結構やりごたえがありました。

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クロスワードパズル。ホテルの部屋で親子で挑戦。結構難しかった。
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国立公園はなぜ重要なのか?自然を守るために何ができるか?など。
英語の勉強にもなるー。
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最後にこんな認定証のページにサインしてもらって、晴れてジュニアレンジャーに認定!
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残念なのは、本来ならパークレンジャーの方がアクティビティブックをチェックしてくれて、バッヂを手渡し、宣誓の儀式みたいのがあるらしいのですが、
コロナの影響で、折角頑張ったアクティビティのチェックはなく親が確認してバッヂも親から渡すっていう形でした。
でも化石の森のパークレンジャーの方は、認定証にサインしてスタンプも押してくれたし、通りすがりのおじいちゃんにも、ジュニアレンジャーおめでとう!すごいね!かっこいいね!と褒めてもらいました。

こういう子供向けのアクティビティすごいと思うんですよね。
やっぱり将来永遠にこの素晴らしい環境を守っていくには、未来を担う子供たちをしっかり教育して、意識を高めるってすごく重要なことだと思います。
こうして自然保護を刷り込まれた息子は、きっとごみのポイ捨てする事なんてないでしょう。

と、ジュニアレンジャープログラムに感銘を受けすぎて熱くなっていますが…。
日本でも、今あまりに目先の事ばかりに目がいって、子供がないがしろにされている事は多々ありますが、将来のため、子供達に伝えていく事、教育していく事ってどの分野でももっと大切にしなければいけない事なんじゃないかと思うのです。