アメリカ小学校 個別リーディングプログラムAccelerated Reader

9月になって、火曜日と木曜日に学校から本を持って帰ってくるようになりました。

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なんでもAccelerated Reader Program、略してARプログラムというリーディングのプログラムで、息子のクラスはこんな手順でやってるみたいです。

 

1.火曜日と木曜日に一冊づつ自分のレベルにあった本を持って帰ってくる。

2.次の日までに家で読む。

3.リーディングログに本の名前などを記録。

4.次の日学校でパソコン上で理解度チェックのテストを受ける。

5.テストの結果でポイントがたまり、だんだん難しい本に挑戦していく。

 

という感じです。

調べたところ、全米の多くの小学校で取り入れられているシステムで、テストはAccelerated Reader っていうソフトを使っています。

家で読んだ本もこれで検索して見つかれば、パソコンで理解度テストを自分で受けて登録できるみたいです。

 

そういえば学年が始まる時、教室にはたくさん本が入っている色分けしたボックスがありました。あれはレベル別になっていたんだな、きっと。

 

どれが自分にあった本ていうのは、8月下旬に学校でテストを受けたらしく、結果の紙が送られてきてそれで分かっています。

息子リーディングレベルは4.7!

これは4年生の7ヶ月経過くらいって事みたいです。

アメリカの学校は休みが多くて大体9ヶ月しかないので。
昨年1年生の同時期、2.4くらいだったので、すごい上がったじゃーん!

学年相当は2年生2.0〜2.9なので、アメリカ来て2年と考えるとなかなかいい結果じゃないでしょうか〜。夏休み読書だけはさせてよかったわ〜。

 

多分私のリーディングレベルは3年生くらいです。ストレスなく読めるのはそのレベル…悲しい。

目標としてるハリーポッターは6.0とか。こっちの中学生ですね。先は長いですね…。

 

昨年1年生の時もこのARプログラムちょっとだけ数ヶ月やったんですけど、途中で担任が代わったらやらなくなってしまったんです。

アメリカは授業内容など先生の裁量によるところが多いので、担任の先生によって受けられる教育も変わってくるのが、良い点でもあり、悪い点でもあり。

 

アメリカの学校はすごく読書を大切にしていて、これ以外に毎日20分のリーディングの宿題もでてます。多分毎日1〜2時間は本を読んでると思う。

 

テスト結果は4.7だったけど、先生から4.0くらいから始めて、理解度テストで70%以上が続くようならもうちょっとレベルを上げていきましょと言われたので、スイスイ読めるレベルから始めてるようです。

 

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翌日返却なので薄いけれど、それだって中身が難しいのよ…私には…

なんか関係代名詞が山ほど出てきてだんだん後ろから意味読みたくなってくるやつ。

内容は優しいけど…

先生からは本を読み終わったら、家で内容について質問したり、話し合ったりしてくださいと言われてるけど、何もやってません!私が分かんないから笑

たまにどんな内容?って日本語で説明させてみてもなかなか要領を得ずサッパリ分かりません!でも理解度テストはできてるから分かっているらしい。

多分説明できないのは日本語力の方の問題か、日本語に変換するのが難しいのか…

 

こんな風に子供の能力別の学習の方法ってなかなか日本の公立小学校にないと思うので、新鮮に感じることばかりです。

2年生くらいになると、ネイティブの子の間でもリーディングの能力って子供によってかなり差が出てくるようなので、テストがあると強制的にでも頑張って読むことができるし、難しすぎる簡単すぎるということがないので、子供にもストレスなく、無理なく英語力が伸ばせる素晴らしいシステムだと思います。