アメリカ小学校 マスク着用義務化を巡るあれこれ
日本でも報道されているかと思いますが、ついこの間までコロナ終わったんじゃね?!イエーイ!だったアメリカもここ1ヶ月くらいの間でどんどん感染者が増え、先日のアリゾナの感染者はついに3000人を超えるようになりました。
6、7月は300人くらいだったのに。
1ヶ月くらいで10倍くらいに増えちゃいました。おっそろしいですね。
そんな中、8月4日から対面授業が始まりましたが、もう全く普通に戻っていました。
昨年はマスク必須、親は校内には入れず、手の消毒やソーシャルディスタンスも徹底されていましたが、全然無し!これ本当に大丈夫?と思っていましたが、案の定1ヶ月経たずにあちこちでクラスター発生した結果、昨年と同じ対策をする事に戻りました。
やっぱりね…。
でもノーガードで学校に通わせるのは怖かったので、ありがたいです。
具体的には、マスク着用義務化、クラスの席も向かい合って班で座ってたのが、全員日本のように前を向いて座るようになった、そうです。
このマスク義務化を巡っても色々あって、アリゾナ州知事は共和党の人なんですが、マスク義務化禁止とか言ってるんですよね〜。
フロリダ、テキサスとかと同じですね。
ですが、学校ではクラスター大発生なので、ディストリクト(学区です)では、やはりマスク義務化しようと独自に決めたそうです。
ディストリクトからのメールによると、対面学習を出来る限り続けたいので、オンラインに戻る前に出来る事をしなければならないと。
昨年は色々対策をして、なんとか学校での感染を抑え、小学校は特に対面学習を続けてきていたので、昨年の対策はそれなりに効果があったということはわかっている、と。
昨年同様の対策やってくれー!オンラインはもう嫌だーと思っていたので、そのような決定が出て安心しています。
しかし、このマスク義務化も9月末まで。
なぜかというと9月末に、学区がマスク着用義務化することを禁止する州法が正式になるから、らしいです。ただしこれもそんな州法は違憲だとかで教育関係のところが訴えたりとか、大統領が共和党知事にコロナ対策の邪魔すんな!と言ったりしているので、どうなるかわからない状況のようです。
メールにはそんな事が書いてありました。あとこのマスクに関する決定で、コロナ関係の予算とかで悪影響を受けるかもれないとも。知事に従わないなら、何かの資金が貰えなくなるとか?というようなことかな?
もう!なんなんだそれ!信じられん!
こんな感じでマスクを巡るあれこれは混迷を深めています。
どうして子供の健康を守って、疫病を広めないようにしよう!と言っているだけなのに、自由の侵害だー!となるのかもうよく分かりませんが、アメリカ人が本当にマスクが嫌いなんだという事はよくわかります。
ワクチン接種のご褒美的に、ワクチン接種した人はマスクしないでいいよーとしたのが早すぎたんでしょうね。
もうわけわかんない状況ですが、どうにか安全に対面学習を続けてほしいと祈るばかりです。