アメリカのお誕生日
アメリカではお誕生日の子がみんなにカップケーキなんかを持ってきて振る舞うらしいよ!などの話を日本で聞いていたので、9月早々にやってくる息子の誕生日。どうすりゃいいの??と悩んでいました。
駐在員の奥様の話だとプリスクールでは誕生日の子のパパがカップケーキと風船の束とかを持ってきてたよ!とか…
お菓子を持って行っていいのかどうかも分からないので、ここは素直に先生にどうすればいいのかメールで聞くことにしました。アメリカのキンダー、基本的に先生との連絡はメールです。英語聞き取れない私にはとってもありがたい!時間かければ文なら書けるからね!
先生から聞いたやるべきことは2つ。
1つめ。
「家からスペシャルな本を持ってきてみんなにシェアすること。」
シェアとはみんなに読みきかせるということ?紹介する?はよくわかりません。ただ、まだ船便が届いていないので、お気に入りの本はたくさんあるんだけど持っていけないんですとメールしたところ、じゃあyoutubeの動画送ってくれたら私がみんなにみせるわ。とのこと。そこで、日本原作の話の方がいいかしら?長すぎてもいけないか?そもそも日本の絵本を英語で読んでる動画ってあんまりないし…。と悩みに悩んで、「ぞうくんのさんぽ」英語バージョンの動画を先生に送ることにしました。日本だと幼稚園年少さんくらいにちょうどいいかのかな。ちょっと易しすぎる気がするけれど、長さがちょうどよかったので。
2つめ。
「これは全く必要なことではない」とただし書きがあった上で、「何かをみんなにシェアしてもいいわよ!」先生の提案は「ステッカー、鉛筆、弾むボール(スーパーボールのこと?)とか」だそうです。
ちょうど数日前に、ガチャガチャのプラスチックケースに入ったスライムみたいな謎の物体を一個もらってきたので、それがお誕生日の子からのプレゼントだったらしいです。なーんだ、こんなもんでいいのね!と一安心。
そこでPartyCityというパーティーグッズ専門店に行って、1つ60セントくらいのスーパーボールとこれだけではちょっと寂しいので、折り紙で手裏剣をせっせと作りみんなに渡すことにしました。こんなので喜ばれるのだろうか、とちょっと心配ですが、息子は手裏剣はきっとみんな喜ぶはず!と断言しています。そもそも手裏剣知っているのかな?武器だからダメとかあるのか?でも紙だし。と心配事はつきませんが。
先生に動画を送って、弾むボールを持っていくからクラスでシェアしてください。とメールすると、「Perfect!Thank You!」と実に簡単なお返事がきました。
ウォールマートで売っているような、青いクリームにきらきら飾りが乗ったカップケーキを山ほど作ったりしなきゃいけないのか、と思っていたので、簡単で一安心。昔はどうだか分かりませんが、学校に甘いものは持ってきちゃいけないみたいですね。
そして誕生日の日、Birthday Bag というものを持って帰ってきました。
中身は誕生日の内容の絵本が5冊、くまのぬいぐるみ、誕生日どうやって過ごしたかをみんなが書くファイル。そして週末には全部返してね、と。
この絵本が結構難しいのです。私には。これを読み聞かせる(日本語で)ためにはまず明日子供が学校に行っている間に解読が必要です。